今朝も曇天ですが9時に出発。ところが山に上がる途中で昨日の雨のせいか道が濡れていてタイヤがスリップしてしまい、まず荷物を積んだトラックが道をふさいでいます。後続の運転手さんが手伝いに行ってここはなんとか脱出。しかしその後選手を乗せた大型バスはテイクオフまでの道を上がれないため、４駆のトラックやヒッチハイクや歩きやらで各々上がりました。
テイクオフに全員そろったのは12時前と思われます。でも雲底がまだ低いので慌てることなくブリーフィング〜ゲートオープンへ。午後になっても雲底は低いままで陽射しも少なく、激渋の中スタート時間を迎えました。
スタート後は少しでも日照のあるところを目指してできるだけ高度をさげないように進みます。そして最初のパイロンを取った後はほとんど雲に覆われ暗いところばかりになり、少しでも高度を維持できるところへ移動していると期待の陽射しがでてきました。これでサーマル活動も活発になる！と信じリフトのありそうなところを目指します。このころはかなり気まずい高度になってしまいましたが尾根の突端でサーマルヒット！しかし谷筋にそって風も強く流される。でもまずは降りないこと、と思い流しながら上げていったらよくみると一緒に回している機体は昨年の優勝者イタリアのアーロン選手。あ〜心強い人がいて良かった、と思ったのもつかの間で、いまいち上がらず。風下に町があったのでその上空をねらっていきましたがその周辺にアーロン選手も自分も降りてしまいました。降りた後に上昇気流があると飛んでくるこの辺特有のトンビみたいな鳥（ウルグーって名前だったかな？）がたくさんやってきて、い〜いリフトで旋回していってしまいました。もう少し時間を稼げたらあのリフトに乗れたな〜。でも今日のようなコンディションでも1名だけゴールしています。スゴイッ！
